保護者の方へ

2020年2月01日

2月の挨拶

 暦の上ではもうすぐ春。春とは名ばかりでまだまだ寒い日が続きそうです。立春は皆さんご存知の通り季節の変わり目をいいます。春が1年の始まりだった昔は、この日が大きな節目だったのでしょう。子どもたちも就学や進級へと、それぞれの新たな節目を迎える時が近づいています。

 早いもので今年度もあと2ヶ月となりました。この時期、子ども達は自分の好きな遊びを選んで楽しむ姿が見られます。また、どのクラスも友達との関わりがより楽しくなってきています。友達と顔を見合わせて笑いあう0歳児、友達の真似をしてなんでも一緒のことをするのが嬉しい1歳児、大好きな友達を見つけ誘い合って遊ぶ2歳児、遊びを通してルールのある遊びが楽しくなってきている3歳児、自分の意見を言ったりぶつかり合ったりしながらも自分達で遊びを楽しむ4歳児、集団遊びや同じ目標に向かって頑張りながら互いの健闘を認め合い、心が通い合い、喜び合い友達との絆が深まっている5歳児・・・と年齢ごとの関わりが見られます。友達との関わりの中では、いつも楽しいことばかりではなく、時には自分の思い通りにならないこともあります。しかし、子ども同士という社会の中で様々な経験をすることで、多くのことを学び合っています。人と関わることは、ときには難しいけれど楽しいことだと感じられるように、私たち保育士が思いに寄り添いながら励ましたり、一緒に考えたりしていきたいと思います。また、思いやりの心も育んでいきたいと思っています。

 今月は2回目の個人面談を予定しています。このような機会を通してお子さんの成長した姿を共に喜び合い就学・進級に向けてのお悩みなど一緒に考えながら共通理解を図っていきたいと思っています。また、子ども達一人一人の健康状態に十分留意しながら寒い時期を元気に乗り超えていきたいと思います。ご家庭におかれましても毎朝の子どもたちの体調を細かく観察して頂き体調が悪い時は無理をさせず早めの受診をお願い致します。